向拝
平成17年創祀120年に取り付けられた拝殿十二支の木彫に続いて、本年新たに社殿向拝に大瓶束・蛙股・木鼻・宝尽くしの木彫が取り付けられました。
宝尽しとは日本の伝統的な文様として親しまれ、吉祥・招福を願う気持ちが形になり着物や器物を飾ってきました。そしてこれらを観る事によってもその力を得るといわれています。
- 打出の小槌(うちでのこずち)
- 願い事をしながら振ると、その願いが叶うと伝えられる。
- 隠れ笠(かくれがさ)隠れ蓑(かくれみの)
- 災厄から身を隠す、身を守ってくれるものの意。
- 宝珠(ほうじゅ)
- 金銀財宝が望むまま出すことが出来ると云われる不思議な珠です。
- 金嚢(きんのう)
- 巾着(きんちゃく)を指し、銭貨・幸福・宝物などを入れて封じ込めるとして昔から大切にされてきました。
- 宝やく(鍵)
- 人の心に悪心を起こさせる悪霊の進入を防ぐ力が有るとされます。
- 巻物(まきもの)
- 知恵を授けてくれる書画巻。
- 分銅(ふんどう)
- 秤の基準であるので、大事にされました。
- 丁子(ちょうじ)
- 健康を守る薬としての宝。
- 軍配(ぐんばい)
- 戦いを勝利に導く神の気配を強め、凶を吉に変える。
授与所
社務所
鳥居
神明鳥居(しんめいとりい)
社号標
町村金五氏書 昭和42年11月建立
西野神社奉賛會他総代29名奉納
・参拝の作法
鳥居をくぐる前に服を整え、一揖(いちゆう)をします。一揖とは、揖(浅いおじぎ)を一回することをいいます。
手水舎(てみずや)
建物 山末組様奉納
手水鉢 重村萬吉様奉納
・手水の作法
参拝するときには、手水舎(てみずや)の水で両手を清め、口をすすぎます。 このことを「手水を使う」といいます。これには両手を清め口をすすぐことにより、心(魂)も洗い清めるという意味があるのです。
自分で手水を使うときの作法は、まず右手でひしゃくを持って水を汲み、左手にかけて左手を清めます。次にひしゃくを左手に持ち替えて、同じように右手を清めます。
再びひしゃくを右手に持ち、左の手のひらに水を受け、その水を口にふくんですすぎます(このとき、ひしゃくに直接口をつけることは誤りです)。口をすすぎ終えたら、もう一度水を左手にかけます。
最後に水を入れたひしゃくを立て、柄に水を流してからひしゃく置きに伏せて置きます。
手水奉仕を受けるときの作法は、まず両手で水を受けて、両手を清めます。 次にもう一度両手に水を受けて、その水で口をすすぎます。そして、さらに両手で水を受けて、再び両手を清めます。
最後に拭紙(ぬぐいがみ)で口を拭ってから手を拭います。
おまいりの作法も参考にしてください。
西野神社で撮影した動画もご覧ください。
儀式殿
神前結婚式を執り行ったり、お祭りの際はジャズコンサート等が行われます。
参集殿
結婚式の控え室、参拝者の休憩所、ギャラリー展示など幅広く使われています。
神輿殿
旧神輿殿は昭和50年西野神社創祀90年の記念事業として神輿を奉製したのを期に総工費130萬円をもって同年11月25日に竣工。
現在の神輿殿は、株式会社クリーンリバー 代表取締役古川勇様の奉納による物で平成20年2月に竣工。
神輿殿には昭和50年奉製の京神輿と平成13年奉製の江戸神輿・平成20年奉製の子供神輿・太鼓山車が納められている。
旧神輿殿
土俵
お祭りでは子供相撲が繰り広げられます。