創祀120周年記念碑

　記念碑は、西野神社御祭神の安産の御神徳に因み安産の象徴とされる犬を配し、それぞれに干支の文字を刻み氏子各位のお子さま、お孫さまの健やかな成長を祈念し、またその子供達が、今日まで私たちの郷土を築き、守り伝えてきた父祖の労苦に感謝し、開拓と共に『心の拠り処』としてきた神社を次代に守り繋いで欲しいとの願いを込め、創祀１２０年を記念して建立致しました。台座にはこの１２０年記念事業の参道御影石敷設工事に３万円以上の御奉賛を戴いた方々の御芳名を刻んでいます。

狛犬（こまいぬ）

昭和４年１１月１５日　
西野青年右股親和會　廣島中之川親睦會奉納
石工　琴似村　石谷石材

　神社の狛犬は守護と魔除のために置かれています。一般的に狛犬は、二匹で一対（いっつい）になっていて、一方は口を開け、一方は口を閉じ「阿吽（あうん）」を表しています。口を開いている方が「あ」であり、生まれた時に発する最初の言葉、口を閉じている方が「うん」であり、死ぬときに発する最後の言葉と言われています。両方で人の一生を表しているとも言われています。あうんの呼吸というのもここから来ています。