まつりのある暮らし

祖先のまつり

神棚

家族のまつりには、神棚のまつりのほかに、もう一つ、忘れてはならない大切なまつりがあります。それが祖先のまつりです。

人は、身内の方を亡くしても、その人をいつも身近に感じていたいと思うものです。

それが日本人のごく自然な感情といえるでしょう。

亡くなった方の霊は、この世にとどまって、いつでも子孫を見守ってくれているという、日本の伝統的な考え方は、今も生き続けているのです。

こうした日本の伝統的な祖先を敬う心が土台となっているから、もともと神や霊の存在を認めない仏教においても、仏壇で祖先まつりが行われているのです。

亡くなった人をまつるということは、まさに生きているときと同じように接することなのでしょう。そして、何代も前の祖先の顔は見たことはないけど、祖先がいなければ、私たちは生まれていないはずです。

祖先のまつりとは、そんな生命のつながりの大切さを身近に感じるものなのです。

祖先のまつり

・御霊舎でまつる

先の魂が鎮まる霊璽(仏式では位牌)を納めるところです。

御霊舎には御とくといわれる白木造りの箱をすえ、神棚とは別のところに設けるようにしますが、家の間取りの関係で、神棚の下や神棚のとなりに設けることもあります。

御霊舎を神棚の下に設ける場合は、神棚を大人が見上げるくらいの高さに、御霊舎は上半身の高さに設けます。

また、神棚のとなりに設ける場合は、神棚の向かって左に設けます。

御霊舎に必要な祭器具は、神具店で求めることができます。御霊舎をおまつりする場合には、神社にお願いして神職さんにお祓いしてもらうとよいでしょう。

また、葬儀 -神葬祭- については「人生のまつり-神葬祭」をご覧下さい。

祖先のまつり

・墓のまつり

墓

日本にはたくさんの年中行事がありますが、その中にも祖先の霊をおまつりする特別な日が少なくありません。

「盆と正月が一緒に来たようだ」とは嬉しいことが重なったときなどに使いますが、お盆やお正月は私たちの祖先をお迎えして、祖先の霊との交流が叶う日だからこそ特別な日として大切にされてきたことをとを表しています。

また春秋の彼岸も祖先をまつる大切な日です。彼岸は仏教に由来する行事と考えられていますが、日本にしかない行事で、豊作に欠かすことの出来ない太陽をまつり、祖霊のご加護を祈る古くからの儀礼と結びついたものと言われています。その他、祥月命日、年祭などお墓参りをする習慣があり花や、供え物をして故人を偲びます。

永代供養墓については「神道永代祭祀奥津城」をご覧下さい。

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西野神社