まつりのある暮らし

生活の中の神棚

・お正月と神棚

昔は、十二月十三日が煤払いで、そのころから家中の大掃除をして、お正月を迎える準備をしました。

いまでは、暮れの三十日までに正月準備を行いますが、大晦日に行うのは一夜飾りといって嫌われます。神さまに失礼にあたると考えられているからなのでしょう。

正月準備の中には、当然、神棚のことも含まれていて、新年を迎えるためにあたっては、神棚をきれいに掃除し、注連縄と紙垂を新しくします。そして、氏神さまから受けてきた神宮大麻と氏神さまのお神札を納めます。

古いお神札は、お神札を受けた神社や近くの氏神さまに納めて、お焚き上げしてもらいます。旅行の際などに受けてきた神社のお神札を、近くの神社に納めても差し支えありません。

多くの神社では、一月十五日(小正月)に、お正月の松飾りや注連縄、古いお神札を焚き上げして無病息災を祈る、どんど焼(左義長)と呼ばれる神事が行われます。

正月には玄関に門松を立て、注連飾りをしますが、これは古くから、お正月には私たちの祖先ともいわれる歳神さま(年神・お正月さま)が家々を訪れ、一年の幸せをもたらすと信じられてきたからです。

門松や注連飾りも、歳神さまを迎えて家族でまつりをする、そんなときなのです。

生活の中の神棚

・季節や人生の節目に

神棚

お正月ばかりでなく、ひなまつりや端午の節句といった季節のまつりや、七五三などの人生のまつりは、子供たちにとって本当に楽しみな、特別な一日です。

こうした日には、お祝いの尾頭付きや赤飯を神棚にお供えして、子供たちと一緒に、無事な成長を神さまに感謝し、祈るようにしましょう。

そうすることで、子供たちには自然に、感謝の心や豊かな感性が育まれるのではないでしょうか。

家族の絆を深め、子供たちにとって、いつまでも忘れがたい大切な思い出づくりとなる絶好の機会。ぜひ家族そろって行きたいものです。

また、お正月のお雑煮、七草の七草粥、小正月の小豆粥といった年中行事にかかせない料理は、まず神棚のお供えしていただき、その行事の由来について話してあげることも大切です。

そのほかにも、お父さんの昇進や子供の卒業式など、家族のお祝い事があるときには、辞令や卒業証書を神棚に供えて、家族みんなでお祝いしましょう。

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西野神社